毎週金曜日に八丁堀克美が「大阪新聞」に発表している推奨銘柄を、まとめて掲載しているコーナーです。ここで発表するものは、中期保有で値上がりが期待できる銘柄です。 サンマルクの業績を連結としてしましまいましたが、単独の誤りでした。お詫びのうえ訂正いたします。
(「大阪新聞」平成13年11月9日) ☆相場の悪役の主役は、ハイテク株から銀行株へ移ってきた。 ☆景気悪化が加速し足元の不良債権は逆に増加気味なうえ、来年4月のペイオフ解禁にむけて資本不足がマーケットで懸念されている。 ☆いずれは税金で処理せざるを得ないのであれば、速めに処理すべきだろう。危機を作りだしてやむを得ず公的資金再注入では酷すぎる。 ☆さて、政府の情けなさはおいておいて、本日は富士写真(東証一部、化学=4901)を中・長期で推奨したい。 ☆ ☆今中間期は実質ベースで(ゼロックスの新規連結を除く)では5%の増収、9%強の営業減益。 ☆しかし、米コダック社の大不振など業界環境から考えると、非常に検討した数字だ。 ☆さらに注目すべきは、医療機器、デジ・カメ、ミニラボなど、デジタル関連製品の売上比率が50%となり、従来の「フィルム・メーカー」の域を完全に脱したことにある。 ☆為替の前提は1ドル=120円で、この水準から円高にならなければ今期の収益は会社計画を確保できるだろう。 ☆時価水準から3割高を目標株価としたい。 富士写真株価詳報
(「大阪新聞」平成13年11月9日) ☆相場の悪役の主役は、ハイテク株から銀行株へ移ってきた。 ☆景気悪化が加速し足元の不良債権は逆に増加気味なうえ、来年4月のペイオフ解禁にむけて資本不足がマーケットで懸念されている。 ☆いずれは税金で処理せざるを得ないのであれば、速めに処理すべきだろう。危機を作りだしてやむを得ず公的資金再注入では酷すぎる。 ☆さて、政府の情けなさはおいておいて、本日は富士写真(東証一部、化学=4901)を中・長期で推奨したい。 ☆ ☆今中間期は実質ベースで(ゼロックスの新規連結を除く)では5%の増収、9%強の営業減益。 ☆しかし、米コダック社の大不振など業界環境から考えると、非常に検討した数字だ。 ☆さらに注目すべきは、医療機器、デジ・カメ、ミニラボなど、デジタル関連製品の売上比率が50%となり、従来の「フィルム・メーカー」の域を完全に脱したことにある。 ☆為替の前提は1ドル=120円で、この水準から円高にならなければ今期の収益は会社計画を確保できるだろう。 ☆時価水準から3割高を目標株価としたい。
富士写真株価詳報
連結 − 売上高 百万円 営業利益 百万円 経常利益 百万円 利益 百万円 1株利益 円 00.3 1,401,791 147,935 135,308 84,895 165.0 01.3 1,440,389 149,732 197,333 117,900 229.1 02.3(予想) 2,450,000 − 170,000 87,000 169.1 単独 − 売上高 百万円 営業利益 百万円 経常利益 百万円 利益 百万円 1株利益 円 1株配当 円 00.3 817,051 102,945 103,064 59,141 114.9 22.5 01.3 849,154 101,683 110,831 63,145 122.7 22.5 023(予想) 940,000 − 110,000 63,000 122.4 22.5 ☆本日二番目は、サンマルク(店頭公開、商業=7479)だ。 ☆主力の「サンマルク」業態の出店余地は限られるが、新業態のコーヒーショップとすしが順調に育っている。 ☆とくに、コーヒーショップ「サンマルクカフェ」は競合のドトールを相手に堅調で、新たな成長路線を歩む可能性がでてきた。 ☆株価は上値追いを予想する サンマルク株価詳報
1,401,791
147,935
135,308
84,895
165.0
1,440,389
149,732
197,333
229.1
2,450,000
87,000
169.1
817,051
103,064
59,141
849,154
110,831
63,145
122.7
940,000
110,000
63,000
122.4
22.5
☆本日二番目は、サンマルク(店頭公開、商業=7479)だ。 ☆主力の「サンマルク」業態の出店余地は限られるが、新業態のコーヒーショップとすしが順調に育っている。 ☆とくに、コーヒーショップ「サンマルクカフェ」は競合のドトールを相手に堅調で、新たな成長路線を歩む可能性がでてきた。 ☆株価は上値追いを予想する サンマルク株価詳報
サンマルク株価詳報
− 売上高 百万円 営業利益 百万円 経常利益 百万円 利益 百万円 1株利益 円 1株配当 円 00.3 6,519 1,732 1,711 1,082 135.0 18.0 01.3 7,877 1,956 2,067 1,173 133.1 20.0 02.3(予想) 9,790 − 2,450 1,410 133.2 20.0
6,519
1,732
1,711
1,082
135.0
7,877
1,956
2,067
133.1
9,790
1,410
133.2
infoseek 株価サービス ▼証券コードまたは会社名を入力してくだ さい。 基本情報 詳細情報 パフォーマンス 野村の証券用語解説集
(「大阪新聞」平成13年11月3日) ☆国内景気および企業収益の一段の悪化、来年のペイオフ解禁を控えての金融不安、持ち合い解消の増加から、相場全般は依然として不安定が続こう。 ☆しかし、そのなかで新規公開株の人気、中・小型株物色が拡大しており、今後も目が離せない。 ☆そのため、本日はまずポプラ(東証二部、商業=7601)に注目したい。 ☆今中間期の既存店売上高は、前年比19%増と好調で、経常利益は24%の増益となった。 ☆ ☆同社の特徴は、他のコンビニエンス・チェーンと違って、ロイヤリティが売上高の3%と極端に低いことで、家賃の高いビル内や地方の商権人口が少ない地域への新規出店が容易なことだ。 ☆その秘訣は、自社で弁当などの製造部門そして物流部門を保有していることにある。 ☆今中間期末の総店舗数は802だが、5年後には1500店、売上高で1350億円を目指す。退職給付処理などの特損をのぞいた実質ベースでのPERは低く、上値余地は大きい。 ポプラ株価詳報 連結 − 売上高 百万円 営業利益 百万円 経常利益 百万円 利益 百万円 1株利益 円 00.2 51,940 1,915 1,818 248 39.9 01.2 59,550 2,233 2,239 451 60.4 02.2(予想) 69,310 − 2,330 730 97.7 単独 − 売上高 百万円 営業利益 百万円 経常利益 百万円 利益 百万円 1株利益 円 1株配当 円 00.2 34,415 2,374 2,289 945 152.1 10.0 01.2 39,574 2,573 2,533 1,058 141.7 17.5 02.2(予想) 56,620 − 2,910 ▼880 − 18.0 ☆本日二番目の銘柄はエフ・シー・シー(店頭、輸送用機器=7296)だ ☆ホンダ(7267)の中間期決算は過去最高益となったが、とくに世界戦略小型車「フィット」の販売が好調だ。 ☆同社はその「フィット」にホンダ・マルチマチック向けクラッチを納入しており、収益の上伸が予想される。 ☆今期予想連結EPSは200円超となり、時価水準は割安感が強い。 ☆押し目があれば是非仕込みたい銘柄の一つだ。 エフ・シー・シー株価詳報 連結 − 売上高 営業利益 経常利益 利益 1株利益 − 百万円 百万円 百万円 百万円 円 00.3 54,544 3,991 3,944 1,807 103.0 01.3 63,161 5,450 6,081 3,232 184.2 02.3(予想) 65,800 − 6,100 3,570 203.4 単独 − 売上高 営業利益 経常利益 利益 1株利益 1株配当 − 百万円 百万円 百万円 百万円 円 円 00.3 44,613 2,689 3,060 1,530 87.2 18.0 01.3 48,044 2,633 3,304 1,752 99.9 18.0 02.3(予想) 47,700 − 3,000 1,760 100.3 18.0 infoseek 株価サービス ▼証券コードまたは会社名を入力してくだ さい。 基本情報 詳細情報 パフォーマンス 野村の証券用語解説集
(「大阪新聞」平成13年11月3日) ☆国内景気および企業収益の一段の悪化、来年のペイオフ解禁を控えての金融不安、持ち合い解消の増加から、相場全般は依然として不安定が続こう。 ☆しかし、そのなかで新規公開株の人気、中・小型株物色が拡大しており、今後も目が離せない。 ☆そのため、本日はまずポプラ(東証二部、商業=7601)に注目したい。 ☆今中間期の既存店売上高は、前年比19%増と好調で、経常利益は24%の増益となった。 ☆ ☆同社の特徴は、他のコンビニエンス・チェーンと違って、ロイヤリティが売上高の3%と極端に低いことで、家賃の高いビル内や地方の商権人口が少ない地域への新規出店が容易なことだ。 ☆その秘訣は、自社で弁当などの製造部門そして物流部門を保有していることにある。 ☆今中間期末の総店舗数は802だが、5年後には1500店、売上高で1350億円を目指す。退職給付処理などの特損をのぞいた実質ベースでのPERは低く、上値余地は大きい。
ポプラ株価詳報
51,940
1,915
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2,233
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141.7
56,620
2,910
▼880
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18.0
☆本日二番目の銘柄はエフ・シー・シー(店頭、輸送用機器=7296)だ ☆ホンダ(7267)の中間期決算は過去最高益となったが、とくに世界戦略小型車「フィット」の販売が好調だ。 ☆同社はその「フィット」にホンダ・マルチマチック向けクラッチを納入しており、収益の上伸が予想される。 ☆今期予想連結EPSは200円超となり、時価水準は割安感が強い。 ☆押し目があれば是非仕込みたい銘柄の一つだ。
エフ・シー・シー株価詳報
54,544
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