☆毎週金曜日に八丁堀克美が「大阪新聞」に発表している推奨銘柄を、まとめて掲載しているコーナーです。ここで発表するものは、中期保有で値上がりが期待できる銘柄です。 ☆なお、「ズバリ株」のチャートは過去2ヶ月分程度は、最近のものに差し替えてあります。 (「大阪新聞」平成13年1月19日) ☆決算期末に近づいているため、政府関係者は株価下落にようやく重い腰を上げようとしている。 ☆金庫株の解禁や税制の優遇などだが、今もっとも必要なのは円安を後押しする日銀の量的緩和である。それを実施すれば巷でいわれる2・3月危機は訪れずにすむ。 ☆いずれにせよ、個人投資家は信用残の重石が今週からとれ、動きやすくなるであろう。よって、有機EL関連株など、中身がある材料株に人気が集まることになる。 ☆さて、本日は昭和電工(東証一部、化学=4004)に再注目したい。 ☆ディスプレイや携帯電話用のリチウムイオン電池、自動車用のエンジンなど、様々な用途に使用されるカーボンナノチューブは、21世紀の新素材として産業界では大いに期待されている。 ☆そのパイロットプラントを本格稼働し、連続合成に成功したのが同社だ。 ☆利益はいまだ上がらないものの、将来性は十二分にあろう。 ☆また、WDMなどに使う化合物半導体ウエハを大幅増産し、ようやく短期的にも収益が回復基調になる。 ☆財務体質が脆弱な点が課題だが、手形債権流動化によってかなりの有利子負債圧縮が可能となった。 ☆200円超を目標株価としたい。 昭和電工株価詳報 連結 − 売上高 営業利益 経常利益 利益 1株利益 − 百万円 百万円 百万円 百万円 円 99.3 730,905 29,542 14,365 ▼15,184 − 00.3 662,747 25,072 10,416 ▼632 − 01.3(予想) 750,000 − 17,000 4,000 − 単独 − 売上高 営業利益 経常利益 利益 1株利益 1株配当 − 百万円 百万円 百万円 百万円 円 円 99.3 394,725 11,193 7,014 2,746 2.6 2.0 00.3 362,211 10,746 3,822 163 0.2 0.0 01.3(予想) 360,000 − 9,000 0 0.0 0.0 ☆本日二つ目は、三益半導体(東証一部、商業=8155)。 ☆会社名に半導体の名前がつくため業績悪化懸念があるようだが、先日、会社側は上方修正。 ☆株価水準も低く、中・長期の投資家から見れば、買い与地が大きいと考える。 三益半導体株価詳報 − 売上高 営業利益 経常利益 利益 1株利益 1株配当 − 百万円 百万円 百万円 百万円 円 円 99.3 21,801 2,395 2,205 1,038 50.7 10.0 00.3 22,590 2,232 1,889 1,062 51.1 10.0 記念配当 01.3(予想) 24,500 − 2,450 1,400 67.1 7〜10 infoseek 株価サービス ▼証券コードまたは会社名を入力してくだ さい。 基本情報 詳細情報 パフォーマンス 野村の証券用語解説集 (「大阪新聞」平成13年1月12日) ☆今年に株式市場は昨年以上に読み難く、しばらくは「混迷」せざるを得ないと考えている。とくに、世界景気が減速から後退局面入りする可能性もあり、主力どころを狙うにはさらに難しい。 ☆もっとも、バリュエーション的には魅力が出てきたので、突っ込み買いのチャンスが訪れよう。 ☆本日はヤクルト(東証一部、食品=2267)を狙う。医薬品の売り上げ増が同社の収益拡大を支える可能性があるためだ。 ☆それは第一製薬と共同開発した抗ガン剤「カンプト」。 ☆発売当初の副作用問題で、国内の売り上げは10億円弱にとどまっているが、海外では効く抗ガン剤として1999年に欧州で、2000年は米国で「ファーストライン」使用が認可され、最近売り上げが急増、今期は100億円弱となる見通し。 ☆世界でもっとも売れている抗ガン剤は、欧米患者の主要因である大腸ガンをカバーしておらず、まさに独占状態だ。 ☆ピーク時には2,500億円以上の売り上げが期待される。当然、粗利益率が高く、収益の大幅拡大要因となろう。 ☆一方、本業のヤクルト類はやや伸び悩んでいるが、製品のリニューアルや販売体制の見直しなど、国内外でその効果が今後、現れてこよう。 ☆地道に増収・増益を確保し、様々な問題を乗り越えつつある今期前半までが買いチャンス期。2,000円以上の実力充分。 ヤクルト株価詳報 連結 − 売上高 営業利益 経常利益 利益 1株利益 − 百万円 百万円 百万円 百万円 円 99.3 216,780 14,382 18,816 12,290 70.0 00.3 211,279 14,834 22,319 8,084 46.0 01.3(予想) 228,000 − 23,000 11,500 65.4 単独 − 売上高 営業利益 経常利益 利益 1株利益 1株配当 − 百万円 百万円 百万円 百万円 円 円 99.3 152,588 8,459 13,587 11,833 67.2 15.0 00.3 154,706 10,713 16,742 4,529 25.8 15.0 01.3(予想) 160,000 − 17,000 7,000 39.8 15.0 ☆21世紀の新素材としてのカーボンナノチューブの昭和電工(東証一部、化学=4004)は息の長い相場になる可能性が大きい。 infoseek 株価サービス ▼証券コードまたは会社名を入力してくだ さい。 基本情報 詳細情報 パフォーマンス 野村の証券用語解説集 前号へ バックナンバーへ ホームへ お問合せ・ご意見はこちらへ otoiawase@8katsumi.sakura.ne.jp ※財務データは、投資判断の参考のために、一般に公表されているものを使用しました。 ※これは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。銘柄の選択、投資の最終判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
(「大阪新聞」平成13年1月19日) ☆決算期末に近づいているため、政府関係者は株価下落にようやく重い腰を上げようとしている。 ☆金庫株の解禁や税制の優遇などだが、今もっとも必要なのは円安を後押しする日銀の量的緩和である。それを実施すれば巷でいわれる2・3月危機は訪れずにすむ。 ☆いずれにせよ、個人投資家は信用残の重石が今週からとれ、動きやすくなるであろう。よって、有機EL関連株など、中身がある材料株に人気が集まることになる。 ☆さて、本日は昭和電工(東証一部、化学=4004)に再注目したい。 ☆ディスプレイや携帯電話用のリチウムイオン電池、自動車用のエンジンなど、様々な用途に使用されるカーボンナノチューブは、21世紀の新素材として産業界では大いに期待されている。 ☆そのパイロットプラントを本格稼働し、連続合成に成功したのが同社だ。 ☆利益はいまだ上がらないものの、将来性は十二分にあろう。 ☆また、WDMなどに使う化合物半導体ウエハを大幅増産し、ようやく短期的にも収益が回復基調になる。 ☆財務体質が脆弱な点が課題だが、手形債権流動化によってかなりの有利子負債圧縮が可能となった。 ☆200円超を目標株価としたい。 昭和電工株価詳報
(「大阪新聞」平成13年1月19日) ☆決算期末に近づいているため、政府関係者は株価下落にようやく重い腰を上げようとしている。 ☆金庫株の解禁や税制の優遇などだが、今もっとも必要なのは円安を後押しする日銀の量的緩和である。それを実施すれば巷でいわれる2・3月危機は訪れずにすむ。 ☆いずれにせよ、個人投資家は信用残の重石が今週からとれ、動きやすくなるであろう。よって、有機EL関連株など、中身がある材料株に人気が集まることになる。 ☆さて、本日は昭和電工(東証一部、化学=4004)に再注目したい。 ☆ディスプレイや携帯電話用のリチウムイオン電池、自動車用のエンジンなど、様々な用途に使用されるカーボンナノチューブは、21世紀の新素材として産業界では大いに期待されている。 ☆そのパイロットプラントを本格稼働し、連続合成に成功したのが同社だ。 ☆利益はいまだ上がらないものの、将来性は十二分にあろう。 ☆また、WDMなどに使う化合物半導体ウエハを大幅増産し、ようやく短期的にも収益が回復基調になる。 ☆財務体質が脆弱な点が課題だが、手形債権流動化によってかなりの有利子負債圧縮が可能となった。 ☆200円超を目標株価としたい。
連結
730,905
29,542
14,365
▼15,184
662,747
25,072
10,416
▼632
750,000
17,000
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362,211
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☆本日二つ目は、三益半導体(東証一部、商業=8155)。 ☆会社名に半導体の名前がつくため業績悪化懸念があるようだが、先日、会社側は上方修正。 ☆株価水準も低く、中・長期の投資家から見れば、買い与地が大きいと考える。 三益半導体株価詳報
☆本日二つ目は、三益半導体(東証一部、商業=8155)。 ☆会社名に半導体の名前がつくため業績悪化懸念があるようだが、先日、会社側は上方修正。 ☆株価水準も低く、中・長期の投資家から見れば、買い与地が大きいと考える。
21,801
2,395
2,205
1,038
50.7
22,590
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1,062
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10.0 記念配当
24,500
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67.1
infoseek 株価サービス ▼証券コードまたは会社名を入力してくだ さい。 基本情報 詳細情報 パフォーマンス 野村の証券用語解説集
(「大阪新聞」平成13年1月12日) ☆今年に株式市場は昨年以上に読み難く、しばらくは「混迷」せざるを得ないと考えている。とくに、世界景気が減速から後退局面入りする可能性もあり、主力どころを狙うにはさらに難しい。 ☆もっとも、バリュエーション的には魅力が出てきたので、突っ込み買いのチャンスが訪れよう。 ☆本日はヤクルト(東証一部、食品=2267)を狙う。医薬品の売り上げ増が同社の収益拡大を支える可能性があるためだ。 ☆それは第一製薬と共同開発した抗ガン剤「カンプト」。 ☆発売当初の副作用問題で、国内の売り上げは10億円弱にとどまっているが、海外では効く抗ガン剤として1999年に欧州で、2000年は米国で「ファーストライン」使用が認可され、最近売り上げが急増、今期は100億円弱となる見通し。 ☆世界でもっとも売れている抗ガン剤は、欧米患者の主要因である大腸ガンをカバーしておらず、まさに独占状態だ。 ☆ピーク時には2,500億円以上の売り上げが期待される。当然、粗利益率が高く、収益の大幅拡大要因となろう。 ☆一方、本業のヤクルト類はやや伸び悩んでいるが、製品のリニューアルや販売体制の見直しなど、国内外でその効果が今後、現れてこよう。 ☆地道に増収・増益を確保し、様々な問題を乗り越えつつある今期前半までが買いチャンス期。2,000円以上の実力充分。 ヤクルト株価詳報
(「大阪新聞」平成13年1月12日) ☆今年に株式市場は昨年以上に読み難く、しばらくは「混迷」せざるを得ないと考えている。とくに、世界景気が減速から後退局面入りする可能性もあり、主力どころを狙うにはさらに難しい。 ☆もっとも、バリュエーション的には魅力が出てきたので、突っ込み買いのチャンスが訪れよう。 ☆本日はヤクルト(東証一部、食品=2267)を狙う。医薬品の売り上げ増が同社の収益拡大を支える可能性があるためだ。 ☆それは第一製薬と共同開発した抗ガン剤「カンプト」。 ☆発売当初の副作用問題で、国内の売り上げは10億円弱にとどまっているが、海外では効く抗ガン剤として1999年に欧州で、2000年は米国で「ファーストライン」使用が認可され、最近売り上げが急増、今期は100億円弱となる見通し。 ☆世界でもっとも売れている抗ガン剤は、欧米患者の主要因である大腸ガンをカバーしておらず、まさに独占状態だ。 ☆ピーク時には2,500億円以上の売り上げが期待される。当然、粗利益率が高く、収益の大幅拡大要因となろう。 ☆一方、本業のヤクルト類はやや伸び悩んでいるが、製品のリニューアルや販売体制の見直しなど、国内外でその効果が今後、現れてこよう。 ☆地道に増収・増益を確保し、様々な問題を乗り越えつつある今期前半までが買いチャンス期。2,000円以上の実力充分。
216,780
14,382
18,816
12,290
70.0
211,279
14,834
22,319
8,084
46.0
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23,000
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160,000
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☆21世紀の新素材としてのカーボンナノチューブの昭和電工(東証一部、化学=4004)は息の長い相場になる可能性が大きい。 infoseek 株価サービス ▼証券コードまたは会社名を入力してくだ さい。 基本情報 詳細情報 パフォーマンス 野村の証券用語解説集
☆21世紀の新素材としてのカーボンナノチューブの昭和電工(東証一部、化学=4004)は息の長い相場になる可能性が大きい。
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