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野村の証券用語解説集
(「大阪新聞」平成13年2月2日)
☆3K(KSD、外交機密費、株式)問題で大揺れとなりそうな国会。しかし、KSDや機密費は政治家個人の問題で、国民の大事な資産である株式と同列で議論しないでほしい。
☆もたもたしていると、NおよびM自動車やY証券のように外資が日本の大手企業を軒並み買収・経営支配をおこなうようになる(その方が良いかも?)。
☆余談はこの程度にして、本日はカネボウ(東証一部、化学=3102)を中・長期的に推奨したい。
☆業績は回復傾向。赤字だった繊維・アパレル部門は不採算事業の見直しと重点製品への経営資源集中の効果が出て、今期は黒字化に浮上する見通しだ。
☆また、食品は甘栗などがヒット、さらに化粧品は効率的な広告宣伝とトレンド商品の投入で、好調が続いている。
☆そのため、今期(連結)の経常利益270億円の達成は可能。また、今期中に債務超過を解消、来期以降の復配が視野に入ってきたといえよう。来期以降の中・長期経営計画では前向きな「成長」が掲げられ、浮上のイメージが定着しそうだ。
☆中・長期では500円を目標株価としたい。
カネボウ株価詳報