毎週金曜日に八丁堀克美が「大阪新聞」に発表している推奨銘柄を、まとめて掲載しているコーナーです。ここで発表するものは、中期保有で値上がりが期待できる銘柄です。
(「大阪新聞」平成14年2月8日) ☆最近の株安は銀行の含み損拡大だけでなく、国家的な損失である。とくに政府・当局首脳が円安を容認しているのはとんでもない。 ☆ファンダメンタルズの違いから、円は対ドルで中・長期的に弱くなるのはやむを得ない。が、現在の円安のスピードでは日本売りを招く。 小泉政権はあらゆる手段で資産デフレに立ち向かう必要があろう。 ☆さて、相場全般は下値模索の展開で、本日はディフェンシブ的なキューピー(東証一部、食品=2809)に注目する。 ☆ ☆前11月期はコア事業のマヨネーズ、ドレッシングが高付加価値製品の伸長と、油・鶏卵などの原料安メリットがくわわり、増収・増益を確保した。 ☆今期は超ライト・ドレッシング、コレステロール・ゼロのマヨネーズなどの注目新製品を投入するほか、周辺事業の売上増を図り、5%強の経常増益を目指す。 ☆一方、自社株買いなどをおこなうことで、資本効率の改善にも取り組む方針だ。 ☆非常に厳しい環境下での増益と株主価値の拡大が見込まれるため、時価水準は拾い場だ。 キューピー株価詳報 連結 − 売上高 百万円 営業利益 百万円 経常利益 百万円 利益 百万円 1株利益 円 00.11 384,276 15,470 14,750 ▼1,280 − 01.11 396,697 17,058 17,039 8,005 51.8 02.11(予想) 415,000 − 18,000 8,500 54.7 単独 − 売上高 百万円 営業利益 百万円 経常利益 百万円 利益 百万円 1株利益 円 1株配当 円 00.11 269,881 10,587 10,405 ▼1,370 − 12.0 01.11 260,466 10,836 11,329 6,268 40.5 12.0 02.11(予想) 280,000 − 11,800 6,400 41.2 12.0 ☆本日二番目はサミー(東証一部、機械=6426)だ。 ☆新製品のパチスロ機「アラジンA」は発売開始後大ヒットの兆し。 ☆「CRサラリーマン金太郎」などもあって、今期・来期の収益は底堅いものとなりそうだ。 ☆来期の連結EPSは500円を超える見通しであり、上値余地は大きくなっている。 サミー株価詳報 連結 − 売上高 百万円 営業利益 百万円 経常利益 百万円 利益 百万円 1株利益 円 00.3 47,804 6,128 6.025 2,497 212.1 01.3 78,275 19,798 19,759 10,748 424.0 02.3(予想) 168,000 − 52,000 22,000 412.7 単独 − 売上高 百万円 営業利益 百万円 経常利益 百万円 利益 百万円 1株利益 円 1株配当 円 00.3 45,791 6,982 6,892 3,399 288.7 40.0 記念配当 01.3 67,706 18,830 18,981 9,873 389.4 60.0 記念配当 02.3(予想) 143,000 − 49,000 21,000 394.0 50.0 ☆infoseek 株価サービス ▼証券コードまたは会社名を入力してくだ さい。 基本情報 詳細情報 パフォーマンス 野村の証券用語解説集
(「大阪新聞」平成14年2月8日) ☆最近の株安は銀行の含み損拡大だけでなく、国家的な損失である。とくに政府・当局首脳が円安を容認しているのはとんでもない。 ☆ファンダメンタルズの違いから、円は対ドルで中・長期的に弱くなるのはやむを得ない。が、現在の円安のスピードでは日本売りを招く。 小泉政権はあらゆる手段で資産デフレに立ち向かう必要があろう。 ☆さて、相場全般は下値模索の展開で、本日はディフェンシブ的なキューピー(東証一部、食品=2809)に注目する。 ☆ ☆前11月期はコア事業のマヨネーズ、ドレッシングが高付加価値製品の伸長と、油・鶏卵などの原料安メリットがくわわり、増収・増益を確保した。 ☆今期は超ライト・ドレッシング、コレステロール・ゼロのマヨネーズなどの注目新製品を投入するほか、周辺事業の売上増を図り、5%強の経常増益を目指す。 ☆一方、自社株買いなどをおこなうことで、資本効率の改善にも取り組む方針だ。 ☆非常に厳しい環境下での増益と株主価値の拡大が見込まれるため、時価水準は拾い場だ。 キューピー株価詳報
キューピー株価詳報
384,276
15,470
14,750
▼1,280
396,697
17,058
17,039
51.8
415,000
8,500
54.7
269,881
10,405
▼1,370
260,466
6,268
40.5
280,000
11,800
6,400
41.2
☆本日二番目はサミー(東証一部、機械=6426)だ。 ☆新製品のパチスロ機「アラジンA」は発売開始後大ヒットの兆し。 ☆「CRサラリーマン金太郎」などもあって、今期・来期の収益は底堅いものとなりそうだ。 ☆来期の連結EPSは500円を超える見通しであり、上値余地は大きくなっている。 サミー株価詳報
サミー株価詳報
47,804
6,128
6.025
212.1
78,275
19,798
19,759
424.0
168,000
22,000
412.7
45,791
6,892
3,399
67,706
18,981
9,873
389.4
143,000
49,000
21,000
394.0
50.0
☆infoseek 株価サービス ▼証券コードまたは会社名を入力してくだ さい。 基本情報 詳細情報 パフォーマンス 野村の証券用語解説集
(「大阪新聞」平成14年2月1日) ☆ゼネコン問題にくわえて田中外相の更迭。構造改革は実は全くのうそっぱちであることを露呈する事実が相次ぎ、日本売りを招かないかが心配だ。 ☆さて、世の中はリストラの嵐。史上最悪の収益環境下ではやむを得ないが、一部の大手企業(ここ10年の証券会社が典型)のように、首切りで経費削減しても中・長期的な収益回復は難しい。同時に、戦略分野を構築することが肝要だ。 ☆そういう意味では、昭和電工(東証一部、化学=4004)は注目される。 ☆「チータ・プロジェクト」の推進で財務体質が急速に改善されてきた。今回発表された新中期経営計画「プロジェクト・スプラウト」(2003〜2005年)では成長戦略事業の育成・強化を明確に打ち出し、収益変貌が期待される。 ☆具体的には、12の戦略的市場単位設定し、高付加価値を集中投入。計画の最終期になる2005年12月期には売上高が6,800億円と横ばいながらも、営業利益は500億円、ROAは5.1%を目標とした。 ☆目標株価は従来と変わらず300円前後。 昭和電工株価詳報 連結 − 売上高 百万円 営業利益 百万円 経常利益 百万円 利益 百万円 1株利益 円 00.12 746,999 29,594 16,586 2,762 2.7 01.12 750,000 − 6,000 0 − 02.12(予想) 760,000 − 10,000 4,000 3.5 単独 − 売上高 百万円 営業利益 百万円 経常利益 百万円 利益 百万円 1株利益 円 1株配当 円 00.12 362,211 10,746 3,822 163 0.2 − 01.12 365,854 13,836 9,824 932 0.9 − 02.12(予想) 455,000 − 5,000 ▼7,000 − − ☆本日二番目は、セブンイレブンジャパン(東証一部、商業=8183)。 ☆先日、初の自社株買いを実施し、同社の資本政策が投資家に与えた安心感は大きい。 ☆また、競争が激化するなかで圧倒的な勝ち組である同社は、高成長が続く可能性が大きい。 ☆現在の株価は下げ過ぎ、と筆者は判断している。 セブンイレブンジャパン株価詳報 連結 − 売上高 百万円 営業利益 百万円 経常利益 百万円 利益 百万円 1株利益 円 00.2 337,287 137,419 141,738 71,831 86.2 01.2 358,446 143,919 148,292 80,192 96.3 02.2(予想) 382,000 − 148,300 82,300 98.8 単独 − 売上高 百万円 営業利益 百万円 経常利益 百万円 利益 百万円 1株利益 円 1株配当 円 00.2 327,014 137,477 140,150 68,234 81.9 38.5 01.2 346,916 145,516 147,157 78,374 94.1 30.0 02.2(予想) 366,000 − 153,200 83,200 99.9 32.0 infoseek 株価サービス ▼証券コードまたは会社名を入力してくだ さい。 基本情報 詳細情報 パフォーマンス 野村の証券用語解説集 前号へ バックナンバーへ ホームへ お問合せ・ご意見はこちらへ otoiawase@8katsumi.sakura.ne.jp ※財務データは、投資判断の参考のために、一般に公表されているものを使用しました。 ※これは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。銘柄の選択、投資の最終判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
(「大阪新聞」平成14年2月1日) ☆ゼネコン問題にくわえて田中外相の更迭。構造改革は実は全くのうそっぱちであることを露呈する事実が相次ぎ、日本売りを招かないかが心配だ。 ☆さて、世の中はリストラの嵐。史上最悪の収益環境下ではやむを得ないが、一部の大手企業(ここ10年の証券会社が典型)のように、首切りで経費削減しても中・長期的な収益回復は難しい。同時に、戦略分野を構築することが肝要だ。 ☆そういう意味では、昭和電工(東証一部、化学=4004)は注目される。 ☆「チータ・プロジェクト」の推進で財務体質が急速に改善されてきた。今回発表された新中期経営計画「プロジェクト・スプラウト」(2003〜2005年)では成長戦略事業の育成・強化を明確に打ち出し、収益変貌が期待される。 ☆具体的には、12の戦略的市場単位設定し、高付加価値を集中投入。計画の最終期になる2005年12月期には売上高が6,800億円と横ばいながらも、営業利益は500億円、ROAは5.1%を目標とした。 ☆目標株価は従来と変わらず300円前後。
昭和電工株価詳報
746,999
29,594
16,586
2,762
2.7
750,000
−
6,000
760,000
4,000
3.5
362,211
3,822
163
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932
0.9
455,000
5,000
▼7,000
☆本日二番目は、セブンイレブンジャパン(東証一部、商業=8183)。 ☆先日、初の自社株買いを実施し、同社の資本政策が投資家に与えた安心感は大きい。 ☆また、競争が激化するなかで圧倒的な勝ち組である同社は、高成長が続く可能性が大きい。 ☆現在の株価は下げ過ぎ、と筆者は判断している。
セブンイレブンジャパン株価詳報
337,287
137,419
141,738
71,831
86.2
358,446
143,919
148,292
96.3
382,000
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147,157
78,374
94.1
366,000
153,200
83,200
99.9
32.0
infoseek 株価サービス ▼証券コードまたは会社名を入力してくだ さい。 基本情報 詳細情報 パフォーマンス 野村の証券用語解説集 前号へ バックナンバーへ ホームへ お問合せ・ご意見はこちらへ otoiawase@8katsumi.sakura.ne.jp ※財務データは、投資判断の参考のために、一般に公表されているものを使用しました。 ※これは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。銘柄の選択、投資の最終判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
お問合せ・ご意見はこちらへ otoiawase@8katsumi.sakura.ne.jp
※財務データは、投資判断の参考のために、一般に公表されているものを使用しました。
※これは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。銘柄の選択、投資の最終判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。