八丁堀克美が推奨銘柄を掲載しているコーナーです。ここで発表するものは中期保有で値上がりが期待できる銘柄です。
（平成１４年８月１９日）
☆今回は、ビデオレンタル、DVD・CD等の販売、書籍の販売を手がける「TSUTAYA」を全国展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ（東証マザーズ、４７５６、百株）に注目する。
☆同社の６月末の総店舗数は１０７５店。第１四半期の連結業績は売上高、経常利益ともに過去最高益を更新した。
☆ワールドカップ開催中の６月はさすがに苦戦したが、「TSUTAYA」の会員数が前年比９％増の１，６６４万人に達したこと、新規出店が順調なこと、そして連結子会社群の収益が回復したことも寄与した。
☆「TSUTAYA」の商圏人口は４万人。日本の総人口からは計算上は３，０００店が可能となる。
☆新潟、高知、和歌山などは既に飽和状態にあるものの、全国ベースでの出店余地は大きく、他社からの店舗買収等で店舗増を加速。
☆株価が上昇トレンドにあり、PER面で割安感に乏しく投資判断はニュートラル。しかしオンライン事業の事業化成功など注目材料も多く、押し目は狙える。
連結単独
− 売上高 百万円 営業利益 百万円 経常利益 百万円 利益 百万円 １株利益 円 ０１．３ ９８，４０８
３，０６３
２，８７１
９３４
８５．７ ０２．３ １０７，２９５
４，６２７
４，３４７
２，３６６ １６８．２ 03.3(予想) １２５，０００
− ５，２００ ２，８００
１２７．３
− 売上高 百万円 営業利益 百万円 経常利益 百万円 利益 百万円 １株利益 円 １株配当 円 ０１．３ １９，６１１
２，６３７ ２，７９１
１，２４８
１１４．５ １５．０ ０２．３ ２３，６４５
２，３８３ ２，４５７ ８８２
６２．７
１１．５ 03.3(予想) ３０，０００
− ２，５５０
１，３００
５９．１
８．０
☆今回二番目は、１０〜２０代のヤングカジュアル向け衣料品小売店パル（店頭公開、商業＝２７２６、百株）。
☆同社は「チャオパニック」や「グラノーチェ」などを地盤の関西圏から、近年、首都圏へ展開している。
☆今中間期は会社計画（１３％経常増益）を上回る好調のほか、ナイスクラップ（７５９８）との資本・業務提携の効果等も期待される。某社では業績予想を上方修正した模様。
☆予想連結EPSは、２００４年２月期２７５．６円。同業他社のアパレル企業と比べたPER等の指標で割安感がある。
連結単独
− 売上高 百万円 営業利益 百万円 経常利益 百万円 利益 百万円 １株利益 円 ０１．２ １２，７２１
８７９
８１６
３６０
２，２３７．９ ０２．２ １６，００５
１，３９３
１，３２３
６３９ １１９．１ 03.2(予想) １９，０００
− １，７００ ８３０
１３８．３
− 売上高 百万円 営業利益 百万円 経常利益 百万円 利益 百万円 １株利益 円 １株配当 円 ００．２ １２，３０７
８７６ ７８３
３３８
２，１０３．６ ７５．０ ０１．２ １５，３６９
１，３４１ １，２４３ ５８９
１０９．８
１５．０ 02.2(予想) １８，３００
− １，６３０
８００
１３３．３
１５．０
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