(2000年5月26日)

毎週金曜日に八丁堀克美が「大阪新聞」に発表している推奨銘柄を、まとめて掲載しているコーナーです。ここで発表するものは、中期保有で値上がりが期待できる銘柄です。
なお、「ズバリ株」のチャートは過去2ヶ月分程度は、最近のものに差し替えてあります。

(「大阪新聞」平成12年5月26日)

米国、日本でも高バリュエーション(PERが高い)株が売られている。それを象徴しているのがオラクルとソニーであって、昨年の今頃と全く正反対の下落相場。米国株安、政局懸念と悪材料を述べればきりがない。

が、ひとまずTOPIXが1500を大きく割り込むと目先がボトムを形成しそうだ。

そこで本日は日本電子硝子(東証一部、窯業=5214)再推奨したい。

先日の決算発表の数字で、円高にもかかわらず想定以上の好調が確認されたため。

主力のブラウン管は、TVやパソコンの大型化、フラット化で重量増に拍車がかかっているほか、大型投資がなかったことから受給が逼迫状態。

また、液晶用ガラス、電子部品用ガラスも好調に推移しそうだ。

よって、連結EPSは前期の85円から今期は106円、来期は125円に拡大する見込みで、PER27倍の3,300円が中・長期目標となりそうだ。

日本電気硝子株価詳報

連結

売上高

営業利益

経常利益

利益

1株利益

百万円

百万円

百万円

百万円

98.3

337,417

41,743

26,283

8,835

55.3

99.3

319,638

33,308

15,079

8,906

55.7

00.3(予想)

320,000

20,000

13,000

81.4


単独

売上高

営業利益

経常利益

利益

1株利益
1株配当

百万円

百万円

百万円

百万円

99.3

216,698

9,809

4,559

3,232

20.2

10.0

00.3(予想)

223,000

9,500

4,500

28.2

12.0
記念配

01.3(予想)

235,000

10,000

5,500

34.4

10.0

地道に拾うなら大東建託(東証一部、建設=1878)がおもしろそうだ。

積水ハウスや大和ハウスなどと厳しい競争を続けているため環境は予断を許さないものの、営業力の強さ、強固な財務体質、商品・サービス面の良さも加わり、受注は絶好調。

今期は、売上高が最高の3,000億円乗せし、粗利益率の低下や販売促進費の増加(人件費、広告宣伝費増)を見込んでも経常利益は26%増を確保しよう。

こちらの株価目標はズバリ3,000円越え。

大東建託株価詳報

連結

売上高

営業利益

経常利益

利益

1株利益

百万円

百万円

百万円

百万円

98.3

266,834

16,604

18,536

8,553

61.5

99.3

231,265

21,998

21,845

11,271

82.1

00.3(予想)

253,000

21,500

11,300

83.0


単独

売上高

営業利益

経常利益

利益

1株利益
1株配当

百万円

百万円

百万円

百万円

99.3

214,433

21,295

20,334

10,157

73.2

20.0

00.3(予想)

231,500

19,500

10,500

77.2

20.0

01.3(予想)

235,000

20,000

11,000

80.8

20.0

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