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野村の証券用語解説集
(「大阪新聞」平成13年2月16日)
☆先週の公定歩合引き下げはタイミング的にはかなりのサプライズだった。頑固一徹と思われた日銀が政策転換したからだ。
☆もちろん、需給関係が悪く、業績不安がつきまとうなかで、株式を積極的に買えない。
☆が、買い越しを続けている外人のように、とりあえず世界的に金融緩和の方向に向かっているのだから、さらには政府の株価防衛意識もあるのだから、当面は日本株に強気で臨みたい。
☆本日は岩崎電気(東証一部、電気機器=6924)に注目する。
☆99年2月期の大赤字を機に構造改革を進め、業績は急変貌の可能性が出てきた。
☆それは、付加価値の高い光応用製品分野で、今中間期での売り上げ構成比は4分の1に達する。とくに、液晶プロジェクター用光源ランプは、市場が拡大しているうえに、高品質の評価がユーザーから得られ、引き合いが殺到している模様だ。
☆同製品の売り上げは前期のわずか6億円から今期は35億円強、来期は65億円強へ拡大する見込みだ。
☆その他の製品も寄与し、光応用製品の売上比率は2004年3月期には半分にまで高まろう。利益もそれとともに伸び、来期EPSは20円超となろう。
☆よって、目標株価は550円前後。
岩崎電気株価詳報