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八丁堀克美が推奨銘柄を掲載しているコーナーです。ここで発表するものは中期保有で値上がりが期待できる銘柄です。

最終更新日:2003年7月15日

(平成15年7月14日)


 今回は中国ビジネス拡大の第一実業(東証一部、商業=8059、千株)に注目。


 前期は電子・情報通信、プラント・エンジニアリング、自動車関連が伸びて大幅な増益(125%の営業増益)。今期も電子、プラントなどの伸びで2桁の増収・経常増益を見込む。


 足元は携帯電話や液晶、車載機器向けの電子部品製造装置や射出成形機などを中心に受注が好調に推移している。


 プラント・エンジニアリング関連では日本企業(千代田化工、東洋エンジニアリング)が受注したサハリン、イランの大型プラント向け製造機器の受注が増加している模様だ。


 今期から中国本部を新設。中国でのビジネス拡大を目指すほか、技術開発サービス子会社の有効活用で、システムでの受注を増やしていく方針。


 足元の好調から上方修正が期待される。

[第一実業株価詳報]



[連結]
- 売上高
百万円
営業利益
百万円
経常利益
百万円
利益
百万円
1株利益
02.03 76,067 844 900 ▼1,586 -
03.03 92,979 1,901 1,990 478 8.1
04.03予想 110,000 - 2,300 1,150 20.0

[単独]
- 売上高
百万円
営業利益
百万円
経常利益
百万円
利益
百万円
1株利益
1株配当
02.03 73,154 768 921 ▼1,502 - 6.0
03.03 89,492 1,640 1,768 349 5.9 6.0
04.03予想 105,000 - 2,000 1,000 17.4 6.0
 さて二番目は、関東へ本格進出のくらコーポレーション(ヘラクレス、2695、1株)。


 同社は郊外ロードサイド中心の回転寿司チェーンで、「100円均一」、「無添加・安全」、他社にマネのできない機械装置の導入による「顧客満足度」が強みとなっている。


 今中間期の売上高は45%増、経常利益は44%増と大幅増収・増益を達成した。


 既存店売上高が当初計画を上回る8%減となったが、原価率が1.7%改善、労務経費も0.5%改善した。


 中間期の好調を受けて通期の売上高・利益を上方修正。新規出店も22店の予定だが、うち市場規模が大きくかつ絶好調の関東地区には11店と注力する。


 中・長期的な目標としては、3年以内に米国進出、10年以内には1,000億円の売上高を目指す。


 なお、株主優待制度(食事券)も早期に取り入れる方針だ。
[くらコーポレーション株価詳報]
[単独]
- 売上高
百万円
営業利益
百万円
経常利益
百万円
利益
百万円
1株利益
1株配当
01.10 12,657 728 712 362 77,495.4 6,000
記念配当
02.10 15,113 760 833 438 19,426.6 1,250
03.10予想 20,000 - 1,200 600 25,326 1,250

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