八丁堀克美の株式勉強会
【続ズバリ株】

八丁堀克美が推奨銘柄を掲載しているコーナーです。ここで発表するものは中期保有で値上がりが期待できる銘柄です。

最終更新日:2004年2月24日

(平成16年2月23日)


 今回は伊藤ハム(東証一部、食品=2284、千株)


 同社の第3四半期までの売上高は3,824億円、経常利益は93億円。通期予想の売上高4,860億円、経常利益71億円なので進捗率はは売上で79%、利益は100%超となった。


 日本ハムの不祥事特需の反動があると思われたものの、安全・安心に対する消費者の不安は根強く、ギフトを始め年末商戦は絶好調だった模様だ。


 なお、第4四半期は季節的要因で収益が悪化するので、会社計画では通期見通しは変えていない。


 とはいえ、足元の状況を考えると利益の上ブレの可能性は高い。続く2005年3月期は人件費削減、工場集約化等のコスト削減効果で、高い増益率を確保しよう。

[日清食品株価詳報]


[連結]
- 売上高
百万円
営業利益
百万円
経常利益
百万円
利益
百万円
1株利益
02.03 465,639 1,002 2,278 ▼707 -
03.03 473,891 3,768 4,980 312 1.5
04.03予想 486,000 6,200 7,100 2,800 13.3

[単独]
- 売上高
百万円
営業利益
百万円
経常利益
百万円
利益
百万円
1株利益
1株配当
02.03 396,563 879 1,796 ▼1,566 - 8.0
03.03 401,906 2,482 3,515 165 0.8 8.0
04.03予想 414,000 - 4,200 1,700 801 8.0
 次は、日本マクドナルドホールディングス(ジャスダック、2702、百株)再建に期待する。


 同社の前期の売上高は6.5%減の2,998億円、経常利益は7.5%減の19億、最終赤字は71億円の最終赤字。


 出店64店、閉店182店。藤田商店との契約解除金等の特損(154億円)が出て大幅な最終赤字となった。


 今期は売上高が1.7%増の3,050億円、経常利益が243%増の65億円予想。


 既存店売上高は前期比3.5%が前提だが、昨年も大きく落ち込んでいるだけに無理な数字とは言い難い。


 パット代表取締役会長、原田副会長の経営手腕は未知数ながら、ブランドの再構築等の戦略的課題は間違ったものではなく、今後に期待する。
[日本マクドナルドホールディングス株価詳報]


[連結]
- 売上高
百万円
営業利益
百万円
経常利益
百万円
利益
百万円
1株利益
02.12 320,713 3,944 2,050 ▼2,335 -
03.12 299,823 2,840 1,896 ▼7,121 -
04.12予想 305,060 - 6,510 2,870 21.6
[単独]
- 売上高
百万円
営業利益
百万円
経常利益
百万円
利益
百万円
1株利益
1株配当
02.03 186,900 3,601 1,745 ▼1,375 - 30.0
03.03 53,154 1,088 558 ▼2,814 - 30.0
04.03予想 53,200 - 750 530 4.0 30.0

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