【続ズバリ株】
八丁堀克美が推奨銘柄を掲載しているコーナーです。ここで発表するものは中期保有で値上がりが期待できる銘柄です。
最終更新日:２００４年６月１５日
| （平成１６年６月１４日） 今回は、冷陰極蛍光放電管の伸びが続くセーレン（東証一部、繊維＝３５６９、千株）。 同社の２００４年３月期の営業利益と経常利益は１９９０年以来１３年ぶりに過去最高益を更新した。全社的なコストダウン効果が２２億円、電磁波シールド材「プラット」が好調なほか、自動車のシ−ト材などを生産する海外の子会社群の収益が急回復したためだ。 また、当期利益は２００３年３月期にあった退職金９億円の特損がなくなり、大幅に改善した。２００５年３月期も増収・増益を見込む。 コストダウンの継続、自動車のシート材やエア・バックが好調なうえ、電磁波シールド材が（ＰＤＰ向けに拡大が期待される）の拡大やビスコテックスの収益化が期待される。 ただ、２００５年３月期の当期利益の水準が経常利益などにくらべ依然として低いのは、退職給付関係費用などが残っているためだ。 この費用は２００６年３月期にはなくなることから、２００６年３月期予想のＥＰＳは５０円弱にまで拡大する見込みだ。 |
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[セーレン株価詳報]  |
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| 次は、高成長中の夢真（大証ヘラクレス、２３６２、千株）。 建設施行作図事業からスタートしたが、最近は建設現場に現場監督者などの技術スタッフを派遣する業務請負事業が高成長。 建設業界（大手ゼネコンなど）では、構造不況の長期化から新規採用の抑制、リストラなどによる人材の減少が続き、現場監督など（施行管理技術者）のスタッフが慢性的に不足、技術スタッフを豊富に抱える同社に派遣依頼が増加しているが、上場を契機に認知度も高まり、むしろ足元は加速度的に増加している模様だ。 それに対応し４月には１５７名の新卒を採用した。今後は学生援護会の全面支援を受け、フリーターなどの人材大量採用が可能となり、高成長が続きそうだ。 会社側では、今後５年間の年平均売上高成長率３８．４％と計画しているが、それでも控えめに思える。 |
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[夢真株価詳報] |
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