【続ズバリ株】
八丁堀克美が推奨銘柄を掲載しているコーナーです。ここで発表するものは中・長期保有で値上がりが期待できる銘柄です。
最終更新日:２００４年１１月２３日
| （平成１６年１１月２２日） 本日はＪＦＥホールディングス（東証一部、鉄鋼＝５４１１、百株）。 ＪＦＥホールディングスの今上期の売上高は１０．４％増、経常利益は倍増となった。主力の鉄鋼事業の利益が急拡大した。 原料が前年に比べ７０４億円上昇したが、数量増、製品価格上昇やコスト削減効果で充分カバーできた。一方、ＪＦＥホールディングスのエンジニアリングやＬＳＩは競争激化などの影響で苦戦。 ＪＦＥホールディングスの今通期の業績は下記の通り大幅な増益見通しだ。原料価格の高騰が引き続き続くが、それ以上に鋼材の需給はタイトで、自動車、造船、家電業界の主要ユーザー向けの値上げは順調に通っている。 また、世界的にも鋼材需要は堅調だ。ＪＦＥホールディングスの来期については今下期の自動車・造船向け価格引き上げがフルに寄与するうえ、コストダウン効果も継続し、増益基調が続く可能性が高い。 マーケットでは中国の金融引き締めや鋼材マーケットについて一部、懸念する向きがあるようだ。しかし、ＪＦＥホールディングスの輸出比率は約４０％で、そのうち中国は２０％に過ぎない。また納入先は日系メーカーがほとんどで、足元は絶好調だ。 日本の高炉メーカーの製品群（高品質）は在庫が積み上がらない状態が続いている。 なお、ＪＦＥホールディングスの当期利益ベースで今期３１％の増益にとどまるのは、減損対応などの特損が発生するためだ。来期は特損の発生がほぼなくなり、ＥＰＳは４５０円台に乗せるとの試算もある。 |
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[ＪＦＥホールディングス株価詳報]  |
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本日二番目は、ＧＭＯ（東証二部、情報・通信・ガス＝９４４９、百株）。 ＧＭＯの第３四半期までの売上高は３９．５％増、営業利益は２０．４％増と増収・増益。第３四半期（７〜９月）のみでも営業利益は過去最高と好調だった。 ＧＭＯのインターネット広告事業はＭ＆Ａで増収するも、リスティング広告などの競合サービスとの競争が継続したうえ、季節的要因で減益となった。 一方、サーバー事業は累計契約数が２０万件を突破し、アクセス事業もＭ＆Ａで規模の利益を享受。ドメイン事業はブランド戦略で業界圧倒的Ｎｏ．１となり、決済事業はＣＣＳ（１５年９月期、売上６億３千億円）とペイメント・ワン（１５年１２月期、同１億１７百万円）が１１月末経営統合予定だ。 なお、ＧＭＯの決済事業の競合他社としてはベリトランス社（ヘラクレス、３７４９）があるが、今期売上高９億２千万円、経常は２億円予想、時価総額は約１４５億円もある。 また、成長の牽引役として期待される９１９９事業は絶好調だ。１０月末の利用者数は１，７７２万人と昨年末の利用者順位１６位から一気に５位に踊り出た。さらに、足元の積極的な広告宣伝、使い勝手のよさで利用者数は激増、年内には楽天を抜いて、トップのヤフーに迫る勢いを見せそうだ。 通期業績は売上高を再上方修正（４回目）、利益は計画を確保しそうだ。 |
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[ＧＭＯ株価詳報] |
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[単独]
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