八丁堀克美の株式勉強会
【続ズバリ株】

八丁堀克美が推奨銘柄を掲載しているコーナーです。ここで発表するものは中期保有で値上がりが期待できる銘柄です。

最終更新日:2003年11月18日

(平成15年11月17日)


 今回は千代田インテグレ(東証一部、電気機器=6915、千株)に注目する。


 同社はソフトプレス技術を利用したフィルムやテープのカット、ラミネート、樹脂の成形など機能部品・機構部品をパソコン、プリンター等OA機器や液晶テレビ、PDP、デジカメ、携帯電話向けに、製販一体で供給しているのが特徴だ。前期は24.9%の増収、33.2%の経常増益と高い伸びとなったが、今期予想は7%増収、6%の経常増益と控えめとなっている。


 足元の状況は、9月・10月の売上が予想を上回る好調で推移しているほか、海外の生産拠点のタイ工場が24時間のフル生産状態にある。


 市場の拡大に加えて、同社のシェアアップも見込まれることから、今期も上方修正の可能性は高い。
 

[千代田インテグレ株価詳報]


[連結]
- 売上高
百万円
営業利益
百万円
経常利益
百万円
利益
百万円
1株利益
02.08 26,342 2,369 2,369 1,328 113.5
03.08 32,894 3,155 3,231 1,731 143.2
04.08予想 35,200 - 3,420 2,040 174.1

[単独]
- 売上高
百万円
営業利益
百万円
経常利益
百万円
利益
百万円
1株利益
1株配当
02.08 17,849 511 780 389 33.2 17.0記念配当
03.08 21,986 1,134 1,636 792 62.8 20.0
04.08予想 23,500 - 1,720 860 73.4 20.0
 二番目は、日鐵商事(東証二部、商業=9810、千株)。


 同社は新日鉄系の鉄鋼専門商社だが、新日鉄と三井物産から現在、支援を受けて再建中。


 10月23日に中間期の業績を上方修正(連結経常利益は当初計画の20億円から29億円へ)。国内自動車向け鋼板の売上が当初計画を上回ったほか、鋼材価格も想定より高めに推移した。


 ただし、下期は不透明要因が多いとして、通期の経常利益予想は55億円を65億円に上方修正しただけだった。しかし、高炉大手の減産実施で鋼材在庫が減少、鋼材価格は高値安定を続けており、再上方修正の可能性が高い。


 一方、中国での事業を強化。従来は家電用に特化していたが、拠点の整備などで成長が予想される自動車やOA機器向けにも注力する方針だ。
[日鐵商事株価詳報]


[連結]
- 売上高
百万円
営業利益
百万円
経常利益
百万円
利益
百万円
1株利益
02.03 786,164 5,781 4,173 ▼13,969 -
03.03 775,380 6,731 4,692 ▼1,150 -
04.03予想 840,000 - 6,500 3,000 25.5
[単独]
- 売上高
百万円
営業利益
百万円
経常利益
百万円
利益
百万円
1株利益
1株配当
02.03 640,531 3,045 2,477 ▼12,435 - -
03.03 670,441 4,165 3,393 ▼755 - -
04.03予想 730,000 - 5,000 2,200 18.7 -

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