(平成15年12月15日)
本日は、無線LAN事業へ進出するメルコ(東証一部、電気機器=6676)。
同社はパソコン周辺機器大手で、バッファロー(旧メルコ)とメルコHDは10月に株式交換によりバッファローを100%子会社とする持株会社体制へ移行した。
今中間期は、USBフラッシュメモリの急拡大でメモリ事業が実質前年比4割増、PCのTV利用急増で外付HDD、DVDライターが伸びストレージ事業が同35.9%増と好調。
今後はネットワーク家電の無線LAN事業への進出に注目する。
誰でも簡単に家電の接続・設定が可能となる無線LAN「AOSシステム」を開発。大手メーカーとのアライアンス(既に好感触を得ている模様)により、2006年度にモジュール販売だけで300億円、関連商品含め500億円の売上を見込み、新たな事業の柱に育てる考えだ。 |
[メルコホールディングス株価詳報]
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[連結]
- |
売上高 百万円 |
営業利益 百万円 |
経常利益 百万円 |
利益 百万円 |
1株利益 円 |
02.03 |
69,967 |
655 |
832 |
869 |
32.4 |
03.03 |
87,482 |
3,931 |
4,081 |
1,868 |
68.4 |
04.03予想 |
94,500 |
4,100 |
4,100 |
2,000 |
76.5 |
[単独]
- |
売上高 百万円 |
営業利益 百万円 |
経常利益 百万円 |
利益 百万円 |
1株利益 円 |
1株配当 円 |
03.03 |
82,635 |
3,841 |
3,926 |
2,076 |
76.2 |
14.0 |
04.03予想 |
92,000 |
- |
4,300 |
2,200 |
84.2 |
19.0記念配当 |
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次の銘柄は、相当な合理化効果をおこなっている住友大阪セメント(東証一部、窯業=5232)。
同社は、国内出荷量で太平洋セメント、宇部三菱セメントに次いでシェア第3位。
今中間期の営業利益は90%の大幅な増益となったが、通期ベースでも34%の増益を見込む。
上期の国内セメント需要は前年比7%の減少となったが、トン当たり30円から40円の値上げが通った。当初の値上げ目標は50円だが、下期に入ってそれが可能な環境にあろう。
一方で、合理化効果は上期に約23億円、通期では60億円にものぼり、利益を押し上げそうだ。
また、ナノテクを使ったプラズマテレビ用の反射防止、帯電防止用機能性フィルムが、サムスンSDIやLG電子といった韓国メーカー向けに拡大しそうだ。 |
[住友大阪セメント株価詳報]
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[連結]
- |
売上高
百万円 |
営業利益
百万円 |
経常利益
百万円 |
利益
百万円 |
1株利益
円 |
02.03 |
210,759 |
10,858 |
6,855 |
1,465 |
3.4 |
03.03 |
194,679 |
9,684 |
5,319 |
▼4,342 |
- |
04.03予想 |
182,000 |
- |
10,200 |
4,400 |
10.3 |
[単独]
- |
売上高 百万円 |
営業利益 百万円 |
経常利益 百万円 |
利益 百万円 |
1株利益 円 |
1株配当 円 |
03.03 |
134,387 |
7,975 |
4,771 |
▼4,624 |
- |
3.0 |
04.03予想 |
127,500 |
- |
8,600 |
2,850 |
6.7 |
4.0 |
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野村の証券用語解説集
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